大将のひとりごと

ウクライナ🇺🇦がんばれ!!

辞めさせてください、、、

見習いから6年以上経ち、いろんな経験をし、笑えないくらい怒られ、本気で悔し涙をながし、少しずつ成長し7年目を過ごしているころ、気がつけば、育ててくれた先輩や兄弟弟子は、ほぼ新しいスタッフに入れ替わり、なんだか、置いて行かれたような寂しさがありました。

お前は、ここで料理長になるまで育てるだよ、お前のおやっさんから預かってるんだから、立派に育てて帰らせないといけないんだよ!

当時の料理長から、ことあるごとに言われた言葉でした。

そういえば、生え抜きは私ひとり、総料理長からも、

中華は、林1人だけ生え抜きだから、頑張りなさいよ

全くプレッシャーもなく、だんだんマンネリ化する仕事に刺激を感じなくなっていました。

今思うと、それは自分の努力の足りなさだったのですが、当時は、気付くほどの頭もありませんでしたし、若かった。

福岡へ旅立った先輩が、ある日遊びに来られた時、俺も福岡に呼んでください、と話をし、そこから、辞めることを決意していきました。

大学行ったりして、厨房のスタッフとしては、遅いスタートをきった私の唯一の不安は、同じ歳のコックさんの技量を間近でみてみたかった。はじめは好奇心的に生まれ、やがて、気持ちは強くなり、先輩へと伝えました。

候補は3件、全て挨拶に出向き、厨房もみて、決断したホテルへ行くことにしました。

気持ちを固めてから、厨房のスタッフに相談しました。頑張ってください!きっと、良い結果になりますよ!そう後押しをうけ、副料理長へ、話をしました。

そうか、もう気持ちは変わらんのやろ?遅かれ早かれ、みんなそんな気持ちは必ず抱くから、大介は、特に若いし、、、ただ、料理長がなんて言うかな〜、いつも言われてるやろ?お前だけなんよ生え抜きは、だから、期待もあるし、親父さんとの約束もあるんじゃないのかな?

今なら言葉の意味と、状況をしっかり見つめることができるんですが、当時は、その場に一生懸命で見えてなかったんです。

とはいうものの、井の中の蛙になりたくないし、ここからは、自分でレールを敷いて、今しか競い合えない人に一人でも多く一緒に働いてみたいんです。

そして料理長にもそのように伝えると、、、

+×÷>=<362×+<%<<+$<もう、どんだけと言うほど怒られ、蹴られ、、、、最後は、出ていけよ、さっさと出ていけ〜 と、、、、

深々とお辞儀をして、お世話になりました。そう言い残し、厨房に戻り、先輩方に挨拶して、そのまま出ていきました。

それから、もう少しで20年近くなります。

そろそろ、当時の料理長にも挨拶にいこうかな。 その前に、一番初めの副料理長に会いにいきたいな。

うちにはこれまで、アルバイトや社員として、数人に手伝ってもらいました。辞めると発言することは、すごく考えてのことなので、うちでは、必ず2つ返事で快くオッケーします。

時間が経たないと気づかないことが多く、若いスタッフに同じ考えを理解させる事を強要することは、ストレスにしかならないと思うからです。

ただ、一方で、もしかすると力を入れて指導することや、育てる事を逃げてるのかも知れません。自分の考えがいつも正しいのではなく、柔軟で吸収力をもってなければ、どんな立場でも成長はしないのだろうなと思います。

今、なにができるかな?もっと全力でやりたいことないのかな? 平和ボケして、ぬるま湯にいると、日々のありがたさを見失いそうですが、今日も恵まれた環境に感謝して意欲をもって行動しなければ!!

 

 

 

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