大将のひとりごと

月給11万円総額でしたけど、なにか?

へこたれそうな時は

クンクン、、、クンクン、、、

だいすけ〜 風邪ひいとるやろ?

ちょっと、そんな感じです。なんでですか??

わかるもん匂いがするとよ〜、風邪の匂い。

そんなのあります?

俺にはわかるよ〜

そんな会話も時々、、、

見習いといえども、料理学校くらいの卒業をして、ホテルの門を叩くのが普通なのですが、全くのゼロ、食への興味も大してなく、ちょっとしたキッカケでコックを目指した私には、とてつもなくキツい仕事を選んでしまったと、、、そりゃ震えて泣いた事もありました。

仕事が終わると、時々先輩たちと飲みに行く事もありました。その時間が大好きで、どうにか続けていたような。

朝6時出社して、夜中の3時くらいまで仕事して、飲み行くぞ!って誘われた時は、0までには終わらせて、翌朝を早く出社して取り返しの仕事したり。

職場での勤務中には感じない楽しい時間が、少々の厳しい仕事も乗り越えさせてくれます。

ただ、独立して1人で仕事すると、こういうものはなくなって、緊張と緩和が自分次第になります。忙しいときは、何もかもが忙しく、暇な時は、今しかやれないことを忙しく、これを慣れでやってると不思議と暇になります。

難しいことを選んでやりなさい。

できないとやらないは違う。

手を抜くな。

急ぐ事と、慌てる事はちがう。

もっと良くしようと常に考えなさい。

いろんな事を注意を受け、都度教えてもらいました。

先日、仕込み中に、見習い1年生の時に、散々面倒見てもらった先輩が来店されました。

たくさん話をして、昔話にとても花が咲きました。ただ、師弟関係って一生変わらないと思うのですが、どこか、別々の仕事場を持ち、あまり顔を合わせないで、年齢を重ねた事もあり、ゆっくり私の話を聞いてくれたり、対等に話をしてくれました。

帰られた後に、仕込みにもどりましたが、少し気持ちの入り方がちがうんですよね。

何にもできなかった自分を、こんな事できるように後押しし続けてくれた先輩達がいたから、今の自分あるんだなぁって、素直に感謝なんですよね。

今で言う、ブラックな職場。ドス黒いくらいブラックでしたが、なにかある度に、つまずきそうになった時に、心がへし折れそうになった時に、なんのこれしきってさせてくれるんですよね。

もし、あの時期の会社が、今のような働き方改革とか、最低賃金とか、パワハラとか、モラハラとか騒ぐ時代だったら、、、当の昔に、お店潰れてたなと、、、ちょっとおもうんですよね。

へこたれそうな時に、支えになるのって、逃げ出さなかった自分と、そこに関わってくださった全ての人なんだなぁとしみじみ、、、

 

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