うわっ!!、、、、
いってぇ、、、、
ぉざっす!!
ぉざっす!!
おざっすは、おはようございますを、早く強く元気アピールみたいな、アピールを込めたあいさつです。
なんだよ、なんかおかしいのか??
いえ、なんでもないです。
見せてみろ!
いてっ、、、
どうしたんだよ。壁でもなぐったのか?
いや、朝から、原付で転んで、、、
遅刻でもしそうだったのか?
いや、カーブに駐車してる車がいて、それを避けてきた対向車が、自分の目の前にきたので、びっくりして、、、、転んで、、、
あぁ、駅の下のとこか?
はい、あのへんです。
お前これ、折れてねーか?いてーのか?
まぁ、はい。
包丁は持てるか?むりだろーな、病院行ってこい。俺から、料理長に話しとくから。
はい。
当時の副料理長Kさんに言われて、病院へ、、、、
これ、折れてるよ、ていうか、潰れるように折れたんだろーね。
はい、、、
ギブスして、3〜4週間かな。
はい、、、
病院を出て、腕を吊った状態でタクシーに乗り、ホテルへ帰りました。
厨房に戻り、
すみませんでした!!
料理長に報告して、すぐ仕事に戻りました。
しばらくすると、
林!!総務課が呼んでる!!行ってこい!!
はい!!
向かうと、仕事中の怪我と変わらないから、2次的な事故を起こさないようにと、自宅待機を名ぜられました。
大丈夫です!片手でも、やれることあるし、先輩方も、フォローしてくださってて、なんとかなります。
んー、、、わかった、、、
ぅぁざっす!!
そして厨房にもどって、作業しておりましたが、廊下を総務課長が歩いていきました。
嫌な予感、、、
30分後、、、
林しゃん!!
ぽんぽんと肩を叩きながら、後ろから、料理長が声をかけてきました。
スープを濾す準備していた私は、振り向き
はい!!
と、声をだすと、
やっぱりダメやね、もし、それで、事故起こした時、会社の責任問題にもなるし、いま、総務とも話したけど、なにか、あってからじゃ、、、なっ?!
あっ、、はい、、、
帰って、おとなしくしときなさい。
わかりました。
先輩方に、ひと言ずつ、お詫びを伝えて、厨房を後にしました。
殺伐とした、厨房に残る先輩方は、目の奥で、やりおったなコイツ!という、不敵な笑みをのぞかせ、
おつかれした〜
と、声をかけてくれます。その度に、やっちまった、、、と後悔ばかり、、、
寮にもどり、おとなしくしていましたが、まぁ不便、、、
料理長の勧めもあって、実家にもどりました。
すると、電話が、、、
あっ、大介!Kだけど、、、
お前明日忙しい?
忙しい訳はないです。身体は暇です。
じゃあ、夜空けといてよ。
はい。
TとIと、そっちいくから!!
はい。
当日、待ち合わせの場所にいくと、キャップにサングラスのKさんが、
飲み行くぞ!
えっ!いや、酒は、、、多分まだ疼くと思うんですけど、、、
いやなの??
いやじゃないです。飲みましょ。
だろ?!
Kさん、俺は、怪我で休職中なんですけど、お酒飲んでて、いいんですかね。
枝豆をたべながら、聴いてるKさんに問うと、
仕事の時は、お前終わるのおせーから、無理だろ?たまには、いいーんだよ。料理長になんかいわれたら、俺が、うるせ〜って言ってやるから、、、アッハハハ、、、
ほら!飲めよ!
はい!
この時の出来事は、実は、先日電話がありました。
あの時、しょぼくれたお前を、元気つけるのに、いったんだよ、
ありがとうございます。
俺も、お前の父ちゃんから、そうしてもらったことあったからな!
お前が、入社してから、ずっと、いつかお世話になったことは、どこかで少しずつ返していこうと思ってたからさ〜、すげ〜父ちゃんだったんだぞ、豪快で!!
なんとも、義理堅いKさんの発想です。
あの時、そんな関係の話すると、厳しくもできないし、お前も甘えるから、黙ってたんだよ!
そして、なんとも厳しいKさんの発想です。
ほんとに、事あるごとに怒られて、厳しく、育ててくれた、Kさん。
近いうち行くから!!
って、電話きられました。
厨房に書いてる
一品入魂
これも、Kさんの信条です。
追いつきませんが、まだまだ、おいかけます!
今日も全力投球!!がんばります。