大将のひとりごと

誰であろうが、、、お店にとって、、、

ちょっと真面目な話、、、

当店は、移転前も移転後もカウンターは、4席しかありません。

オープン当初にご来店された、有名ブロガーさん、若い女性を連れての初来店、そのタイミングには、先客があり、カウンターは、1名様が2組、テーブルにはまだ余裕がありました。

1名様のご来店をスムーズにご案内する為には、その2名様にテーブル席によろしいですか?と声をかけました。

私はとくに面識もなく、このあと、1名様のご来店が予想されることもあり、当然の声かけでした。もちろん面識があっても、同じ対応しますが、、、、

そのブロガーさんは、カウンターがいい!と言われたので、お1様来られたら、テーブルへよろしいですか?と、聞き直しました。

何も、聞こえないと言わんばかりに、カウンターに腰掛けました。

ホール1人、キッチン1人でやるお店では、正直、席移動のサービスも大変です。ましてや、次のご来店が予想され、まだまだオーダーを作り始めたところですから、、、

それでも、せっかく来てくださったのだから、精一杯心地良くと思うところでした。

が、、、予感は、的中、、、

ドリンクをお出しして、オーダーをお伺いしたところで、お1人様ご来店、

お客様すみません、1名様来られましたので、テーブルによろしいですか?

、、、、無視です、、、

ホールスタッフから、あの人〇〇さんよ、と情報を聞いて初めて、その方が誰なのか知りましたが、有名ブロガーだろうが、なんだろうが私には関係ありません。

入店された1名様は、気を遣われて、帰ろうかとされました。あっ、ちょっとだけまってください。そう、声かけて、再度お客様に声かけました。お客様すみません、初めに申した通りで、この状態ですのでテーブルへよろしいですか?渋々、動くのかと思ったら、お会計を!と、私は、笑顔で、かしこまりました、お会計をして、お見送りしました。

ご来店された1名様は、なんか、タイミング悪くてすみません。と、とんでもない、いいんですよ、初めにいっておいたんですけど、どこ行っても、そんなんじゃないんですかね?どうして、あの人にだけ特別扱いしなければいけないんですかね。

この1名様は、今でも、忘れた頃にやってきてくれます。大切なお客様です。

有名なブロガーさんは、その後2度とご来店される事はありません。当然でしょうが、、、

いろんなお客様が、いろんなシチュエーションでご来店される、全てのお客様に、最後のお客様まで、しっかり料理を作って、満足して頂くために、絶対に仕事中に、お酒をもらう事もありません。

テーブルのお客様とカウンターのお客様の料理を差別することもありません。

テーブルにご案内しても、手が空けば、必ず、お話に伺います。

むしろ1名様をテーブルにポツンとご案内する事は良いと思いません。

飲食店を、たくさんとりあげ、メディア露出して、どんなにウンチクを述べても、私のお店では、とてもお相手できる人では、ありませんでした。

今年、忘年会が少ないなかで、あの1名様から、忘年会のご予約をいただきました。

やっぱり、これでよかったんだなと思えて、ふと思い出した今日この頃でした。

お店にとって、マナーのない方は、誰であろうが、お断りします。

 

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