大将のひとりごと

今回の歓送迎会特別プランに関して

約9年程ぱんどらを営業する中で、たくさんの宴会に携わってきました。料理人としてはもう25年を超えてしまいましたが、宴会の料理って必ず残るんです。もちろん、お腹いっぱいになって満足して欲しいという気持ちで作ってきました。実例も含めて、20名の宴会の場合料理を6台に分けて提供すると1/3〜1/4はほぼ手付かずで回収され廃棄されています。特に最後の麺、飯、デザートです。もし、最初からそのくらいのボリュームだとわかっていれば無駄も出ず、料金も安くでき、コストも抑えられますが、なかなか踏み込めないですしお客様の満足がどのくらいの量なのかすごく不透明なまま準備してきました。が、食材のロス、廃棄…時間をかけて仕入れて仕込んで調理して捨てるという行為は本当に辛く、苦しいものです。

あわせて飲み放題飲み残しの量もすごい量です。これはずっと思ってきたことですが、少し見方を変えるとここはサービスの工夫の余地があると思うのです。当店は通常100分飲み放題ですが、40分を超えるとドリンクの提供はかなり落ち着きます。そしてお酒を飲まない方はこのあたりから特に追加もなくなります。それでも100分の料金をいただき、ノンアルコールで参加された方もその料金をお支払いいただいております。

そこで、お店側としてはクオリティを守り、最大限に喜んでいただきながらアルコールの方もノンアルコールの方も、たくさん食べる方も少量で良い方も、満足していただきお店としてもやりがいのある形で提供できるものをと思い、今回の特別プランといたしました。

料理の提供は6〜8品と幅があるのはお客様のご要望によりコストも変動するので幅を持たせてあります。通常来店される女性のお客様であれば追加はいらないことがほとんどだと思います。料理内容を固定しないのは、相場が変わることで使えた食材をスルーしなければならないことがたくさんあったからです。料金を落としても材料選びに手を抜きたくないからです。長くなってしまいましたが、ご共感いただけましたら幸いです。

 

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