大将のひとりごと

いろいろと感謝

年末年始!

年末年始、沢山のご来店ありがとうございました。

例年よりも、予約の入りの悪い突入でしたが、沢山のお客様に足を運んでいただき、結果的に、それらしい営業時間を過ごさせて頂きました。

ご来店頂いたお客様、お声かけ頂いたお客様、全てのお客様に、感謝申し上げます。

年末のおせちも無事に完売、今年は3日で予定数を完売できました。重ねて、感謝申し上げます。

次回のおせちは、さらにご満足いただけるよう、邁進いたします。

一点、ご報告です。

約1年半、一緒にお店を支えてくれた、キッチンスタッフが、明日をもって、退職となりました。

スタッフが増えた事で、いろんな面で、助けられておりました。スピードやメニューの数、仕込みの時間、マイナスな要素はありません。

お店にとって、良いことばかり、、、、

が、しかし、

彼にとって、本当にプラスになるのだろうか?

そんな疑問が生まれたのが、8月でした。

それから、3ヶ月ほど、時間を割いて、たくさん意見交換しました。

いま、どんな調理現場も若いコックは不足しています。業界において、とても宝だと、常々思っておりました。

そして、この若いコックさんを、一人前にすることが、私達、オーナーや管理職の大切な使命と思って預かりました。

元々の経験は、私が慕う兄貴分が育てたので、既に職歴に恥じない、仕事ぶりでした。

ここで教えたい、または、本人が教わりたい仕事も理解しながらスタートしたのですが、初めは、なかなか収束しないコロナの状況に苦しめられました。そして、今、ようやく通常に、止まる事なく仕事に向き合えるようになりました。

彼が望んだ事、私が望んだ事、いろんなチャレンジしたい事、、、

ただ、なかなか、いまのメニューから逸脱する事ができませんでした。

商売として、成り立たせながら、かつ、自分の若い時の現場と照らし合わせたりしながら、いろんな事を考え仕事をしておりました。

若いうちに経験した方がいい事、年齢相応に、経験した方がいい事、ここでもできると思っておりましたが、商売と育成を同時にできませんでした。

このぱんどらと同じものを身につけて欲しいのでなく、あと、5年したらもっともっと、高いレベルの仕事ができるようになって欲しい。

そんな思いが強くなりました。

いま、不足しているものはなんなのか考え、ある結論に辿り着き、話合いがスタートしました。

お互いに満足し、理解しての退職となりました。今後も、いつでも話せる環境ではあります。

沢山の仲間と切磋琢磨し、自ら学ぶ姿勢を貫いて欲しいと思います。

ご来店いただくお客様には、大変可愛がって頂き、本当に感謝しております。

ここまで、報告しなかったのは、私なりの考えがあってのことで、どうか、ご理解いただけますようお願い致します。

そして、またぱんどらは、2人営業に戻ります。

業界の宝が、さらに輝きを増すことを、心より願います。

 

 

 

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