大将のひとりごと

私は3回死んでいる、、、voi.1

ストレスの発散といえば、、、

見習いから始まり、やがて包丁を持ち、鍋に触れるようになりましたが、各地から集まる先輩方が口を揃えて言うのは、うちの厨房は労働時間は西日本一かもな〜と言う言葉でした。

たしかに、朝は7時、婚礼などある時は、4〜5時は当たり前、終わるのは、0時は早い方、遅い時は3時頃、最長は、48時間まな板の前に立ってたことも、、、

目に見えないストレスはきっとあったはずです。

そんな毎日から、ほんの少しだけ息を抜く時間は、思いっきり、お酒を飲んで騒ぐことでした。

同じ歳のコックと、仕事終わりにハウステンボスから佐世保の市街地まで急いで行って、居酒屋さんなんか行かない、いわゆるキャバクラというよりも、スナックとでもいうのでしょうか?

一目散に行っては、自衛隊と嘘をつき、飛行機や戦車のことを話しては、馬鹿騒ぎしてました。

ある日、なんで2人ともスキンヘッドなの?という女の子の質問からはじまり、話の流れ上、コックさんだと言う話になりました。

えー、北京ダック食べたーい!えー!私、エビチリ好き〜!

あれ?自衛隊より盛り上がってる?!

それから、私と同じ歳のコックと何度となく通うことになりました。

よし、じゃあ今日は、一杯いきますか!?

私が、同じ歳のコックのKさんを誘いました。

Kさんは、じゃあ、デカイ海老用意して!

なんで?

あっ、お土産!!

と、察したわたしは、そそくさと準備して、後をKさんに任せて、片付けと、車をまわします。

Kさんは鍋を準備しながら、振り返り、お前何やってんの?と、

熱々がいいでしょー、中華なんだから〜!といいながら、厨房を出ます。

硬い鉄の扉越しに、サイコーという言葉がこだましてました。

はい!お土産!と渡すと、あがるあがる!歓声!

チヤホヤされて、2人で上機嫌、、、

だったのだが、、、

後ろのボックス席から、、、

きゃー!すごーい!という声が、、、

タバコを取るようなフリをして振り返ってみると、見たこともないような、でかい寿司桶に、大量の寿司!!

エビチリが霞みます!

Kさん、寿司や!まけとるよ!うちら!

Kさんのサイコーの声が薄れます、、、

林、北京ダックしかないな、、、

そうですね、、、

続きはまた、、、、後日、、、

 

この話は、実話であり、時効と思われることと、Kさんの許可なく記載したものです。

 

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