林！自分でくってみろ！

お客さんに料理を作るなんて、想像したこともなかったときから、いまの自分はさらに想像できるものじゃなかったんですよね。

初めて炒飯を作った日の事と、それが残ってきた時の感情は、今も鮮明に覚えているわけで、、、

林来てみろ！？！

はいっ！

自分で食ってみろ！

はい！、、、

上手くないし、美味くない、、、

これは、炒飯とは言わない！

はい、、、

何がダメなのか良く考えろ！

はい。すみませんでした。

全日空ホテルという看板に、期待を込めてご来店されたお客様に、この炒飯を提供した事、毎日、朝から晩まで一緒に仕事する先輩方の努力に土をつけた事。反省しましたよね、、、

今でも、一品、また一品、慣れでやってるようで、そうではなく、確かなものを提供したい。そう思ってます。

とある先輩で、私を大変可愛がってくださった方から、こう教わりました。

自分の家族や、大切な人が、何時間働いて、どんな気持ちでお金を払って、何を期待して来店されてるか、それは、本当に大切なお金と時間を使って、そこに来てくださってる。よーく、噛み締めてしっかり学べ！

本当にそう思う。今、切実に感じる。

お客様のご来店が落ちたり、めちゃくちゃ忙しかったり、どちらの時も、めちゃくちゃ振り返る。なぜだめなのか、なぜいいのか、、、

他所にご飯食べ行くと、いつも思う。

みんな、そんな事感じながら、全力なんだろうなと、、、

昨今チヤホヤされる、映える料理みたいなものは、少し違うけど、

この社会情勢のなかで、いかなる業種も利益出しづらい時に、ご来店頂くお客様すべてに、満足とお腹いっぱいという幸福感をもち帰ってもらいたい。

今日は、ほんとの独り言でした。

また、手が空いたら更新します。