大将のひとりごと

たかが餃子

葱絲あるか〜?

林〜、チョンシーあるか?

白ネギを糸のように細く切ったものを、葱絲と書いて、チョンシーと呼びます。

まだ、見習い1週間、頭の中で何だっけ??となりながら、、、あっ!葱のアレか!

大きな声で、

無いです!!

と答えると、表情一変、、、、ブチ切れ料理長の出来上がり、、、

あわてて、他の先輩が切って用意してくれました。

お前さー、返事は、大きな声でいいんだけど、無いですは、無いのよ、、、無きゃ用意すんだよ、、、普通ね、、、

もう一つ付け加えると、、、出来ません、は無いのよ。

それから、準備に余念が無く、用意することを覚えました。

技術もしかり、やっといてと言われた事が、出来ませんは、通用しません。

出来ないことを、やっといてくれと言ってるのでなく、これくらいは、できろよ!の、期待を込めて、やっといてくれ!というのが通常です。

教わった技術もまた同じです。

学校ではありませんので、何度でも、個別に、納得のいく授業ではありません。ましてや、教材代も払わない学校や塾は無いです。

とある日の賄いで、餃子を作られた副料理長。

とても、キレイで美味しく、感動しました。

この話は、以前にも書いてますので、割愛します。

あまりに美味しいものだったので、コレを作りたい!!なので、練習しました。ある程度までは、なんとなくできました。

たぶん、モノマネがとくいなので、包んでる仕草から、手と目の距離、取り扱いの手先、指先、、、いろんなものを、頭に描きながら、、、

ただ、これを具体的に商品と思うと、やるべき事は、反復練習しかありません。

そして、練習の成果を、評価していかなければいけません。

そして改善や修正点を見つけていくしかありません。

学生時代の模試もそうだと思います。

50点とったら、50点分の復習しなくては、ついていけなくなります。そして、また、テストを受け、評価を受け、70点を取ったら、あと30点の復習をしなくてはいけません。ただし、この辺からは、なかなか伸びません。

細かなミス、少しだけ応用力を求められてきます。

ただ、諦めると70点のままで、年月とともに、下がり続けるので、勉強は続けなければ維持はできないと思います。

そして、これは、仕事も直結しているものだと、常に思います。

うちにも若いスタッフがいます。

1年ほど前に餃子を仕込む時に教えました。

今、まだ、悪戦苦闘してます。

欠点があります。決定的な欠点があります。

本人にも伝えました。

半年前から伝えました。

あとは、本人の努力とセンスです。

恥ずかしく、あまり口にしませんが、私も最低限の努力はしました。

頑張って欲しいなと、、、

これが、たかが餃子なのか、されど餃子なのかの別れ道、、、

 

 

 

 

 

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